特別養護老人ホーム西之島の郷および短期入所施設西之島の郷は、プライバシーを尊重し、その人らしい生活を送っていただくために、居室はすべて個室となっており、全室に洗面・トイレを設置、温水床暖房を導入しています。さらに、入居者・利用者同士が馴染みの関係をつくり、一人一人の顔が見える生活を営むために、入居者・利用者10名のグループに生活空間を分けています。これをユニットと呼んでいます。また、個室を出ると馴染みの入居者・利用者同士が気楽に集える場所として、リビング兼ダイニングルームをユニットの中央に配置しています。
介護サービスにおいては、入居者・利用者の生活単位であるユニットごとに、決まった職員が対応させていただきます。これにより、家庭的な雰囲気の中でそれぞれの生活リズムに合わせたケア、一人一人の個別性への対応、小さな変化への気付きが可能となり、こういったケアの在り方をユニットケアと呼んでいます。
西之島の郷の設置主体である社会福祉法人斉慎会は、平成14年度以降、系列の『西貝の郷』にてユニットケアに先駆的に取り組んできた実績を持っております。その経験を踏まえ、私たち西之島の郷は、生活を楽しむ施設「入居者・利用者にとって快適な生活の場であること」を常に目指しています。 |