味噌汁作り(若草ユニット)


令和6年3月26日

今月は具材に、玉ねぎ・キャベツ・豆腐を用意してもらいました。皮むきや切るといった工程が少なかったため、スムーズに行うことができました。

今回も先月同様にそよ風ユニットのお客様4名も一緒に行いました。初めて参加されるお客様もおり、職員が介入しながら行うことが出来ました。この時、キャベツを食べやすいサイズに切ってくださっていたため、お話を聞くと「少しやってた時があっただよ」と初めて知る一面もありました。その後も職員の説明を聞きながら「こうすればいいかね」「あんな感じか」と周りのお客様に話しかけられながら、取り組まれていまいました。

来年からは外出する機会が増え、味噌汁作りは今月で最後になるので、寂しい気持ちもありましたが、毎月お客様から「楽しみだや」「今回はどんな味噌汁になるかね」と楽しそうにお話ししてくださっていたのを聞きやっていて良かったと改めて実感しました。

一年を通して「やり切る」といったことを目標に、毎月味噌汁作りのレクリエーションを実施してきました。普段とは違う余暇の活動を提供することで、お客様から「嬉しい」「またやってくれるの?」と仰って頂けました。お客様が感想を言葉にして伝えて下さるので、職員も楽しんで頂けているんだなということを直接実感することができ、毎月のやる気に繋がりました。一年行っていく中で、お客様の入退所があり、工程量の多い具材の準備が難しくなってしまうこともありましたが、他のユニットのお客様にも手伝ってもらうなどして、スムーズに行えました。これまで、何かをやり遂げるということをあまり行ってきたことがなく、今回も行い始めた当初は続くのかと不安がありましたが、お客様の楽しんで頂いている声や、他の職員の助けもありながら一年間やり遂げることが出来ました。今年度得たやりがいや、楽しさを来年度のレクリエーション活動の実施へ繋げていき、さらに楽しんで頂けるように考え取り組んでいきたいです。(原田)